COLUMN
体験できる動画!インタラクティブ動画とは?

「インタラクティブ動画」という言葉は聞いたことはありますか?
最近話題になっている、新たな動画手法になります。
もしかしたら、普段利用しているスマートフォンの広告で目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。今回、本記事で、話題のインタラクティブ動画について、ご紹介していきたいと思います。
インタラクティブ動画とは?
インタラクティブ動画とは、クリックやタップなどのアクションが可能な仕掛けを組み込んだ動画です。「視聴するもの」「一方的に見るもの」として、受動的なもの捉えていた動画をクリックやタップができることにより、「触れるもの」「体験できるもの」として能動的なものへと昇華させたのです。
動画に革命を起こした「インタラクティブ動画」は、広告やマーケティング手法としても注目されています。
インタラクティブ動画のメリット
・興味喚起に繋がる
現在の日本では、インタラクティブ動画が普及していないこともあり、従来の動画にはない「操作ができる動画」という驚きや面白さが、ユーザーの認知、及び興味喚起に繋がります。
・視聴時間の増加
従来の動画は冒頭で興味を惹かない場合は、スキップされたりするのですが、クリックやタップなどの操作次第で動画内容が変動するため、ゲーミング性があり視聴時間が従来の動画より長い傾向にあります。
・動画で体験できる
従来の動画は一方的に情報を発信するものでしたが、インタラクティブになることでユーザーにサービスや商品の擬似体験をさせることができ、リアルでしか味わうことのできなかったサービスや商品の良さを知るキッカケ作りにも役立ちます。
インタラクティブ動画例
MIL株式会社が運営している日本初のSaaS型インタラクティブ動画編集サービス「MIL」の実績からご紹介します。
・三井住友カード 様
参照:https://blog.mil.movie/jp_case/950.html
三井住友カード様のインタラクティブ動画です。
スパイエージェントになりきって、国外逃亡を図る組織から機密情報を奪還するというアクションインタラクティブ動画です。
動画内に度々出てくる選択により、ストーリーの分岐が異なってきます。また、ストーリーを進める中で、動画内で、三井住友カードの機能やメリットをストーリーと絡めて紹介しています。
ゲーム性もあり、動画内でインタラクティブ機能を楽しみながら、サービスの情報を知ることができる非常に面白い動画となっております。
インタラクティブ動画を三井住友カード様の事例を交えて、ご紹介させて頂きました。
まだ国内の動画市場では普及していませんが、米国などではアーティストのミュージックビデオなどにもインタラクティブ動画は使用されており、今後徐々に増加していくことが予想されます。
受動的な視聴というものを能動的にアクションをするものに昇華させたという点においては、マーケティングや広告領域にもかなり注目されています。ブランディングや利用促進を考えている際は、注目の動画マーケティングの手法として是非制作のご検討を頂ければと思います。

COO
SHUN KIMOTO
広告代理店出身のクリエイティブディレクター。マーケティング起点のクリエイティブ設計を得意とする。
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